ネタバレ・読む海外ドラマ
シーズン１・エピソード１１ 「神の裁き」
<シカゴファイア・概要とあらすじ＞
<人物紹介：ジェシースペンサー＞
【前回はココで終わりました】 クルースは自分がした事に苛まされ、ケイシーに 報告しようと、電話をするが、その時ケイシーは 母との面会に刑務所に来ていた。 シェイはドーソンと出動中に、セブライドとの 部屋を出る事を伝え、ドーソンの部屋に居候させて 欲しいと相談する。 交通事故の被害者の治療を済ませると、救急車の中で 後処理と帰り支度をしていた。 そこへ通行止めが解除された大型トラックが衝突 して救急車が弾き飛ばされた！！
弾き飛ばされた救急車の中で
ドーソンとシェイは気を失っていた。
しばらくしてドーソンが意識を取り戻すと
額から血を流しながら、シェイを探す
シェイも血を流し意識が無い。
ケイシーは刑務所にいる母親（ナンシー・ケイシー）
に面会に来ていた。
「ハリーは元気？」「もう別れたよ」
「4年付き合ってたっけ？最初から嫌いだったわ」
「・・・」
「クリスティーとは話す？」
「いや、あまり話さない」
「仮釈放を決める審問会があるの。
今度こそ、力を貸してくれないかしら」
「まだ無理だと思うよ。辛そうだ」
「私だって、もう前に進みたいの。でも、ココに
いたら無理だわ」
「それは父さんを殺す前に考えるべきだった・・」
すると、母親の顔色はみるみる変わり、席を立ち
何も言わずに、その場を後にした。
ケイシーは刑務所を出て携帯電話をチェックすると
血相を変えて、病院へ駆けつけた。
待合室にはシフトのメンバーが皆、心配そうに
詰めかけている。
チーフ（ボーデン）に容態を確認するとドーソンは
足の裂傷を治療中で、シェイは中等度の外傷性脳損傷
でMRIで脳の腫れを確認している所だ、と聞かされた。
衝突してきたトラックはタイヤの破裂で運が悪く
救急車に衝突したとわかった。
チーフは２人の回復を祈ろう。
とこの日はそれぞれが帰宅した。
翌朝、ドーソンが出勤してきて隊員達は笑顔になったが
シェイはまだ、集中治療室にいると聞かされた。
だが、脳の腫れが引いたから、手術の必要は
無く、峠は越したかも、と言われ一同は少し安堵した。
そしてチーフは救急隊のハッチャーチーフと話し
合った結果、シェイが戻るまでの間は候補生のミルズが
シェイの代役としてシフトに入ってもらう事になった
と隊員達に報告をした。
ドーソンがロッカーへ向かうと、オーチスが
新聞を読み上げた。
「ノースハムリンの火事の遺体は検視の結果、
ギャングのリーダーのフラコ・ロドリゲスで
一連の殺人事件の容疑者でもあった」と言うと
マウチは「さらばフラコ、神の裁きが下った」と
言い、ハーマンも因果応報だなと言う中、
クルースは一人下を向いていた。
そんなクルースを見てケイシーは
「弟さんもお前も一安心だな」と声を掛けると
「本当にそうですね。。」と複雑な表情をする。
セブライドは自分の薬の事で、シェイとケンカした
ままになっている（episode10）事を悔やんでいた。
ロッカーに座り薬を手にして、悩みはするがやはり
飲んでしまう。
クルースの勤務中に新聞を持ち、嬉しそうに
署に入って来るクルースの弟のリオン。
「コレ読んだ」と新聞をクルースに渡すと
クルースは新聞を消防車の中に放り投げた。
「嬉しくないのか？フラコは死んだんだ！」と
言われるが「そんなのわかってる！」と言い
頭を抱えるクルース。
そんなクルースを見て、リオンは何かを感じる。
「俺の為に、、？だから少し変だったのか？」
リオンはそう言うと、クルースを抱きしめ
「この事は、死ぬまで俺達だけの秘密だ。
ありがとう、俺の命の恩人だ」と言った。
＜地面が崩れ、女性が立ち往生＞
現場へ到着すると、シンクホールで一部分陥没して
郵便配達の女性（シルビア）がその中に落ちていた。
そして、その穴はまだまだ陥没を続け、女性を
土の中に飲み込もうとしている。
セブライドは矢板（ベニヤ板の様な物）を持ってこい
と隊員達に指示を出す。
陥没した穴の両端に崩れない様に板を置き、はしごを
おろし、女性にロープを付け引き上げる。
無事救助されると、女性は泣いて喜び感謝した。
ドーソンはシェイの病院へ来ていた。
気分はどうかと聞くと、アザだらけだけど大丈夫と
笑って答えてくれ、逆にドーソンとケイシーの
デートの件を心配をしてくれた。
ドーソンは「デートは散々だった、ケイシーは
キスしてくれたわ・・ほっぺに」
「今ならまだ、相手を変えられるわよ」と
シェイが言うと病室のドアをセブライドが
ノックした。
小さな花束を渡しシェイの頬にキスをする。
「凄く綺麗なお花、ありがとう」
「早く返って来いよ、お前が聞く大音量の音楽が
懐かしいよ」
「私、、やっぱりドーソンの部屋に引っ越す」
セブライドは何も言えずず微笑み病室を出た。
帰り際、廊下でドーソンに瞳孔が小さくなっている
からハイなのか？と、聞かれるセブライド。
質問には答えず、そんな事より今はシェイの心配を
するべきだと言い、その場を後にした。
ハーマンの元にはランス・エボットが来ていた。
ランスはハーマンが次に副業にしようと思っている
リムジンサービスの出資者だ。
ランスは書類をハーマンに渡すと
「アドバイザーにもこれならいけると言われたけれど、
最期に一度乗ってみて、どうやって運営するのか
見てみたいんだ。私は人間関係、信頼性、忠誠心を
大事にしているからね」
と言い、シフトが終わるころにまた来ると
言って帰った。
ケイシーはロッカールームにいるドーソンを見つけ
怪我は大丈夫かと聞いた後に、
「この前のクリスマスパーティーの事だけど、、
色々考える事が多くて、上の空だった。
あれこれ、問題が多くて。。」と下を向くと
「話したい時はいつでも聞くわ。色々な問題の事。。」
と言い、少し気まずい空気の所、出動要請に
助けられる。
＜イーストコテージグローブ・呼吸困難＞
ドーソンとミルズは現場へ到着するが、家の鍵は
閉まっていて中では女性が倒れているのが見える。
ミルズが扉を壊し、中へ入り女性の元へ行くと
隣の部屋から犬が吠えている声が聞こえ
近づいてくる。犬の姿が見えたと思ったら、
二人に向かい突進してきた。
2人はとっさに小部屋へ逃げ、扉を閉めた。
扉の向こうでは犬がしきりに吠えている。
このままでは出られなく、呼吸困難の女性も救えない
と思ったミルズはバッグの中から、ビスケットの様な
物を出すと、注射器も取り出し、そのビスケットに
薬品を注射し、扉を少し開けて投げる。
ミルズはふと、何かいい匂いがする。。と
口に出すとドーソンが
「それは私のボディーローション」
と気恥ずかしそうに答えた( *´艸｀)
少しすると犬が吠えている声が聞こえなくなり、
扉を少し開けて確認すると、犬はすっかり眠っていた。
ミルズの機転で無事、女性を病院へ搬送できた。
ケイシーは姉のクリスティの家へ来ていた。
そして気まずそうに切りだした。
「今回は少し歩み寄ってくれないかな」
「あの人の頼み？」
「俺の頼みだ。制限付きの仮釈放が近い」
「助けを求めたり、逃げる事も出来たのに、父さんを
殺した」「わかってる。俺もいたから」
「姉さんが大学の寮にいる間、俺は母さんが罵倒される
のを聞いてた。十分償った。15年前なら俺もこんなには
言わなかったよ」とケイシーは言ったが
「あの人の行為は絶対に許されない」と揺るがない。
セブライドはマドリードから帰ったレネーと
過ごしていた。マドリードへはよく行くの？
と聞くと上のポストが空いたから、面接に行ってたと
言われたので、昇進で転勤はいつから？
と聞くと、来週と言われ驚くが、笑顔を作り、
遊びに行くよと精一杯に明るく振る舞った。
その夜、誰もいない部屋へ帰りセブライドは
薬を片手に眺め何かを考えていた。。
ハーマンはシフトが終わると、約束通りランスが
女性と現れ、リムジンの試乗に出かけたが、途中で
降ろされリムジンの外で待たされた。
しばらくすると、ランスはズボンのジッパーを
上げながら降りてきて
「最高だよ、週一か隔週でドライブしよう。表向きは
顧客の開拓って事で。そして、こうして楽しみたい」
興奮気味にハーマンに言うと車へ戻った。
「いいですね。。」と言って苦笑いで返し、雨が降る
寒空の下でランスとの時間が終わるのを待った。
翌日ハーマンの元にランスのアドバイザーから
連絡があり、出資金の３万ドルを口座に振り込んだ
との連絡があり、嬉しそうだが、複雑な気分の様子。
ハーマンは家へ帰ると妻（シンディー）の話を
上の空で聞いていた為、何かあったのかと聞かれ
「ランスはどうも虫が好かない」と言うと
シンディーはハーマンに向き直り
「お金は返そう、家は借家でいいわ。必死に働いて
くれて、有難いけど家にいて欲しい。
近所に空きがあるって聞いたの。夢の我が家よ」
シンディーの言葉にハーマンは目に涙を浮かべ
「さすが、俺の愛した人だ」と見つめ合った。
クルースは自分がフラコにした事の罪悪感に
苛まされていた。（episode10）
そして意を決して、ケイシーの部屋を
ノックすると「話がある」と切り出した。
「弟のリオンはグレたけど、優しいヤツなんだ。
ギャングの悪党とは全く違うのに、仲間にされて
解放してもらえなかった。
それであの建物を捜索してたら、フラコが、、」
と、言いかけた所で、ケイシーは
「そこでやめろ。そういう話しをしたいのなら、
今スグ俺と警察に行こう。でなければ、もう一晩
考えろ。なぜそうしたのか、しなかったのか。
今は何も聞かなかった。弟はコレでやり直せる。
次のシフトで、一緒に警察へ行くか、
握手して普通に仕事をするか、よく考えて来い」
そう言い、今にも泣きそうなクルースを見送った。
【う～ん。。完全犯罪の匂いが。。日本のドラマでは
ありえない展開！】
セブライドはドーソンの元へ行き、少し話したいと
署の外へ連れ出した。
外へ行くと、ドーソンの目を見て
「実は・・・・・・助けて欲しい」と言った。
意を決して言ったことが、ドーソンに伝わり
「いいよ」と微笑み答えた。
その答えとドーソンの笑顔に安堵するセブライド。
＜ユニバーシティビレッジ・マーケットプレイス
で交通事故＞
ココはロケ地がありました(*‘∀‘)
歩いてみて！ドラマと同じ看板のお店があるから！
入れ替わりが激しいのか？看板が違うお店もある。。
現場へ到着すると周辺を取り囲んでいた人達が、
ブレーキも踏まない暴走した車が男の子を撥ねた。
と教えてくれ、そして歩道に乗り上げて気を失っている
運転手の車を取り囲み、引きずり出そうと皆が暴言を
吐いていた。
その光景を見たチーフは
「運転手がやられる前に群衆を鎮めろ」と指示を出す。
運転手を車から出し座らせ、どのくらい飲んだかと
ドーソンが質問すると「ボトル１本」と答え
意識が混濁としている様子。
座りながらも、フラフラしている運転手を見て群衆は
酔っ払いだ！と咎めるが、お酒の匂いがしない為
何のボトルを１本飲んだのか聞くと「水」と答えた。
ドーソンは「私の指を目で追って」と言い様子を
伺い「酔ってない、脳卒中だわ！」と診断を下し
スグに病院へ運ばなといけないと言うが、群衆の中の
一人の大男が「行かせない、俺は動かない」
と立ちはだかる。
緊迫した空気の中、ケイシーが大男に
「人手が足りないから、助けて」と言い点滴バッグを
手渡した。そして
「この袋を高く掲げて、被害者の男の子を助けるんだ」
と言うと、大男は協力出来る事を嬉しそうに
点滴バッグを掲げ「道を開けるんだ」と皆に叫んだ。
「上手いわね」と言うドーソンにケイシーは
「キミから学んだんだ」と言い微笑んだ。
ドーソンは家にミルズを呼んでいた。
「シェイの為に作ったんだけど、来なくなったし
この料理の価値はあなたしか分からないわ」
と言い、冷蔵庫から料理を出すと
「ショートリブのワイン煮込みとアスパラガス
のロースト。無いのはデザートだけ」と
言うとミルズが「僕がササっと作ります」と言う。
【デザートをササっと作る男って何者(ﾟДﾟ)】
ワインを飲み、料理を堪能して、仕事談義を
していると、ミルズがキスをしてきて、ケイシーの
着信にも気が付かず、そのまま２人は横になった。。
ケイシーは姉のクリスティの家をノックした。
「入って」と言うクリスティに、先にお袋の
事を話しておきたいと言い
「母さんの仮釈放を姉さんが反対するとしても
俺は母さんを支持するつもりだ。
姉さんの気持ちは尊重するから、俺の気持ちも
尊重して欲しい」と伝えると、少し待っててと言われ
「バイオレットの写真」と言われて、娘の写真を
手渡され、扉を閉められてしまった。
退院したシェイはセブライドとの家に戻っていた。
そして、前と同じように二人で映画を見ようと
していると、セブライドがシェイの好きな
ミントチョコアイスを持ってきてくれた。
「おかえり」と言うセブライドに
「私が最後まで傍にいてあげるからね」と
シェイはやさしく言った。(T_T)
「チーフにも協力してもらって、来週医者に会う。
そして鎮痛剤はキッパリ辞めるよ。
くじけそうになった時には薬物依存の支援プログラム
があることも、ドーソンが調べてくれた
伝えると「あなたの事を誇りに思う」と言い
手を握って「私がストレートなら、この場で
やっちゃうね」と二人は笑い合った。
エピソード12「決意」へつづく、、
エピソード10「不穏なクリスマス」はこちら
＊詳細なキャストはページ下記へ記載しています。
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【ＣＡＳＴ／キャスト】
| 役 名 | 役 者 | 声 優 |
| マシュー ケイシー | ジェシー・スペンサー | 鈴木 正和 |
| ケリー セブライド | テイラー・キニー | 阪口 周平 |
| ガブリエラ ドーソン | モニカ・レイマンド | 岡田 恵 |
| レズリー エリザベス シェイ | ローレン・ジャーマン | 伊藤 亜祐美 |
| ピーター ミルズ | チャーリー・バーネット | 宮崎 聡 |
| ウォレス ボーデン | イーモン・ウォーカー | 野川 雅史 |
| クリストファー ハーマン | デビッド・エイゲンバーグ | こねり 翔 |
| ハリー トーマス | テリー・リーブス | 神田 みか |
| ブライアン（オーチス）ズヴァナチェック | ユーリ・サルダロボ | 岩城 泰司 |
| ジョー クルース | ジョー・ミノソ | 古賀 明 |
| ランディ（マウチ）マクホランド | クリスチャン・シュトルテ | 山本 満太 |
| リオン クルース | ジェフ・リマ | クルースの弟 |
| レネー・ロイス | サラ・シャヒ | 車から救助された女性 |
| マヌエル フラコ ロドリゲス | ホセ・アントニオ・ガルシア | リオンのギャング仲間 |
| クリスティ ケイシー ジョーダン | ニコール・フォレスター | ケイシーの姉 |
| ナンシー ケイシー | キャスリーン・クインラン | ケイシーの母親 |
| シルビア | デスラ・エピソン | 郵便配達の女性 |
| ランス エボット | ジェイソン・シンガー | リムジンサービスの出資者 |
| シンディー ハーマン | ロビン・コフィン | ハーマンの妻 |
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