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ネタバレ/ シーズン１・エピソード２
【弁護士の条件・後編】
＜SUITSの概要とあらすじ＞
＜人物紹介：ガブリエルマクト＞
経歴を偽装した（episode１ 参照）マイクの
PEARSON・HARDMAN（ピアソン・ハードマン）
法律事務所での初仕事は『セクハラ訴訟のプロボノ』
マイクは依頼人に会って話を聞くと、、
『２年前、デブリンマクレガーの秘書に採用され、
認められて社長（ハント社長）付きの秘書になった。
始めは残業を頼まれたり、一緒に夜食を取ったり、
その程度だったが、、
ある晩「愛人になれば悪い様にはしない。
断ったらクビにする」と言われたので、
人事部に相談したが、調査の結果、
証拠が見つからないと、２か月後クビにされた。』
依頼人は、お金が欲しかったのではなく、
セクハラを止めてほしかっただけ。
とマイクに訴えた。
事務所に戻ると、相手側が調査資料を送ってくれたが、
自分たちに都合の良い内容でしか送ってこなく
社長に敵対証言する社員はいない事を
ハーヴィーに報告した。
するとハーヴィーは「考えろ」
「セクハラの被害者は、、」
「他にもいるかも」
「今在籍中の社員が証言しないなら、、」
「辞めた人の線をあたる」
「俺なら社長の在籍中辞めた女性全員の
記録を提出させる」
「僕もそう思ってましたが、、
開示請求の書き方がわかりません」
「委任契約書にサインは貰ったか？」
とマイクは聞かれたが、、「それもわからない」
そして、『依頼人に感情移入はするなと言われる』
【昨日入社したばかりで、弁護士でもないんだ
もんねそんなのわかりっこないわ。。】
＜PM6:30＞マイクが帰ろうとすると、レイチェルに
呼び止められ、新米アソシエイトが９時前に帰ったら
１カ月もたたないうちにクビだと聞かされる。
そして、ルイスが呼んでいると伝えられた。
【私の頭脳は弁護士なんて到底無理だけど、
体力的にも無理そうだわ。。】
ルイスは自分がアソシエイトの担当だとマイクに伝え
入室してきたアソシエイトをマイクの前でクビにした。
そして「新人にも高給を払い、能力次第で
チャンスも与えるが、代わりに結果を求める」
それだけ言うと、「仕事に戻れ」と言って
マイクを帰した。
マイクが部屋に帰るとトレヴァーがテレビを
見ていた。
連絡が取れないからと、やってきたのだ。
マイクは取引現場に警察がいて危なかった。
もう俺の前から消えろ。と言い、追い返す。
あの日のマリファナが入ったブリーフケースは
キッチンのオーブンの中に入れていた。
トレヴァーが帰り、確認すると、まだ
そこには、ブリーフケースが入っていた。
翌朝、案件の進捗をハーヴィーに報告する。
「会社側が社内記録の提出請求に対して
棄却を求めているんです」
「よし。拒むのは、まずい物がそこにあるからだ」
「開示の申し立てが、棄却されたらどうするんですか」
「キミの力不足だ」そう言って、外出してしまう。
困ったマイクはレイチェルに手伝うようお願いする。
彼女は個室が貰える程、優秀なパラリーガルなのに、
なぜ弁護士にならないのか不思議に思ったマイク。
聞くと、彼女は頭が良くて弁護士にも向いているが
試験が苦手だと言う。
ロースクールに入れても、司法試験は
絶望的だと自虐する。
「代わりに受けてくれる人、いないかな～」と
言うレイチェルに、苦笑いのマイク。
レイチェルにヒントを貰い開示請求の提案を
改めてハーヴィーに報告すると、一緒に法廷
へ行く事になる。
法廷では人事記録の提出を巡っての論争だった。
先方が人事記録の提出を拒むのは、
『プライバシーを守るため』と発言するが
「ハラスメントの社内調査が強要なしに行われたか
どうかが知りたい」とハーヴィーはマイクの提案を
裁判長に訴えた。
「セクハラを調査した者も、事情を聞かれた
社員も、みな社長に雇われた身です。
これこそ、まさに強要です！」
これに納得した裁判長は
「今日中に記録を出しなさい」
と閉廷する。
閉廷後マイクは素直に「凄かったですよ」と
ハーヴィーに伝えると
「キミの案を派手にプレゼンして
見せただけだ」とクールなハーヴィー。
「デブに銃の撃ち方を教わる、
マイケル・コルレオーネの気分でした」
「ゴッド・ファーザーのデブ？」
「名前知ってます？コルドーザン」
「クレメンザ」
「正解！ちょっと引っ掛けてみただけ」
「引っ掛けだってわかってたよ」
帰社したマイクはレイチェルに報告すると、早速
何十箱という段ボールの山が会議室に届いた。
ハーヴィーに今週中に調べ上げろと言われたが、、
翌朝、資料の内容を報告すると
さすがに、「一晩で全部読んだのか」と驚かれ
何を見つけたか聞かれる。
「2005年３月12日に解雇された女性社員の
名前がないこと」
その名前は『ジョアンナ・ウェブスター』
マイクは早速彼女の元へ向かう。
帰宅する彼女を待っていると、大きな荷物を
抱えて帰ってくるジョアンナ。
マイクがデブリンマクレガーの件と伝えると快く、
ではないが部屋へ入れてもらえた。
被害者として証言して欲しいと言うマイクに対し
６年前に泣き寝入りを選んだ自分には出来ない。
と言われる。なかなか首をタテに振らないジョアンナ
にマイクは思いつく。
「もし、この被害者があなたの娘さんだったら
放っておけますか？」と、言い。
首をタテに振るジョアンナ。
事務所へ戻り、ジョアンナが最初は拒否していたが、
証言してもらえる事になった。と報告するマイク。
ハーヴィーは口にこそ出さないが、微笑んで
頷く。するとマイクは
「僕は何で、娘の例えを思いつたと思いますか？」
「僕は依頼人に感情移入しているからです！」
と銃でハーヴィーを撃って（※）部屋を出て行った。
（※Instagram）
マイクと入れ違いに部屋に来たジェシカは
プロボノの進捗を確認しにきた。
しかし、マイクに丸投げしているハーヴィーは
依頼人の名前すら答えられない。。
怒り心頭のジェシカは、
「昔、落ちこぼれだったダメ人間を郵便係から
始めさせてハーバード大学の学費まで出した。
そしてそこで、遊び人になって帰ってきても私は
雇ってあげた。こんな私に嘘をついた。
人間として私を裏切ったの！
許して欲しいなら、自分で勝訴して！」
マイクが家に帰ると、誰かに部屋を荒らされていた。
しかし、オーブンの中に入れて置いた
マリファナが詰まったブリーフケースは無事だった。
翌朝マイクはブリーフケースを持って会社へ行くと
ルイスに呼び止められた。
薬物検査の検尿をする為、トイレへ連れて行かれる。
検査が終わるとハーヴィーにジョアンナの証言録取が
あるので、彼女の過去を徹底的に調べろと指示された。
証言録取ではジョアンナが社長からのセクハラがあり
解雇された事を述べた。
すると、先方は1993年ペンシルベニアにて万引きで
逮捕された事を持ち出す。
宣誓後、逮捕歴は無いと嘘を言った。
では、セクハラも嘘ではない証拠があるのか？
と、真実を疑われた為、ジョアンナは部屋を出て
行ってしまった。
マイクはジョアンナの後を追い何とか説得
しようとするが、彼女は二度と証言しないと言う。
失態をおかしたマイクは、ブリーフケースを持ち
社員証をデスクに置き事務所を後にする。
「逃げるのか？」と社員証を持ち
エントランスまで追いかけてくるハーヴィー。
「どうせリットさんにクビにされる」
「何の事だ？」
「僕の目の前でアソシエイトを解雇していた。
仕事でヘマをしたらクビだと言われたんだ」
「他人の事はどうでもいいんですよね？」
「俺が大きなリスクをおかしてキミを雇った事は
わかってるはずだ。なのにちょっと辛くなったら
逃げるのか？
そのブリーフケースの中身を売って
元の暮らしに逆戻りか？
悪いのはルイスでも俺でもない自分の能力不足を
認めない自分が悪いんだ！
明日の朝来なかったら辞めたとみなす」
ハーヴィーはルイスの元へ行き、
「今度自分の部下に脅しをかけたらぶちのめす」
と言うと、「あれは郵便係でクビにもしてない。
新人の教育だ」と、ルイスが言った時に、、
ハーヴィーは『偽物に芝居をさせた！』と
何か思いついた様子。
ハーヴィーにもっともな事を言われ思い悩むマイクは
ばあちゃんの元を訪れ「もう辞めたい」と弱音を吐く。
するとばあちゃんは静かに、そして力強くこういった。
「お前の両親が死んだとき、私は孫をちゃんと
育てられるか不安だったわ。でもやるしかなかった。
お前には私しかいなかったから。
頑張るって約束したでしょ、逃げちゃダメ、
やり抜いてみせなさい」
ハーヴィーはジョアンナの部屋を訪れていた。
扉が開くなり、ハーヴィーは
「元社員でも何でもない、セクハラも受けていない。
社長サイドから金銭を受け取っているんだろ！
証拠が見つかれば刑務行き、それが嫌なら白状しろ！」
するとジョアンナは全てを白状した。
そしてハーヴィーはある提案をした。
マイクはトレヴァーの家へ行き、ブリーフケースを
返した。そしてトレヴァーの高級スーツを
数着持ち出すと「コレでチャラだ」と言った。
翌朝マイクは事務所に出勤した。
ハーヴィーは微笑むと「いいスーツだ」
「物々交換です。ブリーフケースとスーツ６着」
「昨日の事、、すみませんでした」
「俺も最初の頃は、ジェシカにこき使われて毎月辞めてた」
「本当の事を言ってくれたのは、あなただけです」
ハーヴィーは「メリークリスマス」と言って
マイクにファイルを渡した。
マイクはデブリンマクレガーからジョアンナへの
謝礼金の振り込み記録、複数回の通話記録、
謝礼を貰って偽証したという供述書を先方へ突きつけた。
証拠を突き付けられ「要求はなんだ」と降参した様子。
「セクハラを認め、カウンセリングを終えてから
職場復職をする事。ナンシーに解雇後の給料と復職、
昇給も」
「子供にはこれから沢山教育費がかかるよなぁ」
「という訳で、給料の他に25万ドル払って下さい」
無事解決して、抱き合うナンシーとマイク。
帰り際マイクがハーヴィーに
「ジョアンナの家へ行ったのはどうしてですか？」
「ウソだと勘づいたからさ」
「違うでしょ、思いやりを発揮したからだ」
「今朝僕が出勤したら喜んでた」
「ただの思い出し笑いだ」
そう言って、新しい案件のファイルをマイクに渡した。
「正式なチーム結成？」
「まだウェイン邸に引っ越すなよ」
「あなたはバットマン？」
「クレメンザじゃない」
「ヴァル・キルマーか」
「クルーニー」
「キートン」
～To be continued～
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